家づくりの資金計画|茨城県つくば市

 

家づくりを始める時に、大切なのがどのような資金計画を立てて進めていくかです。家庭を持つと、家づくり以外にも、子ども一人を育て上げるためにまとまった資金が必要ですよね。夢のマイホームを持つためには、ライフプラン全体を見通した着実な計画が重要です。

今回は、家づくりに必要な資金とその計画の流れについてまとめました。頭金はどのくらい必要?頭金によってどのくらいの金額の家が購入できる?借入れはどのくらいできる?といった疑問にお答えします。

 


コラムのポイント

・子どもひとりを育てる費用は、3000万円といわれています。家づくりをする場合、子どもを育てる費用とは別に、まとまった資金が必要です。
・家づくりの資金計画の流れは、① 自己資金を把握する、② 希望物件の費用を把握する、③ 借入れ出来る金額を把握する、④ ライフプランを踏まえて検討するです。
・ライフプランも考えながら、家族の暮らしにあった無理のない余裕を持った資金計画を立てましょう。


 

 

 

 

資金計画の重要性

憧れのマイホームが欲しい!と思っても、どのくらいの価格帯の家を購入するのかによって必要な資金は変わってきます。そして、頭金はどのくらいあるのか、子どもは何人いるのかなどでも、実際にどのような計画を立てていくかどうかは大きく変わってきます。

 

 

 

子どもひとりに3000万円

 

現在、お子様は何人いらっしゃるでしょうか?

少し古いデータですが、2002年の内閣府調査によると、18歳未満の子どもに1年間でかかる費用はおおよそ1,727.8千円/人という結果になっています。今は幼児教育無償化や高校無償化などのように制度が変わっているため、金額は変わってきているかもしれません。しかし、成人するまでを考えるとおおよそ子どもひとり当たり3000万円の費用がかかっているのが現実です。

 

https://www8.cao.go.jp/shoushi/shoushika/research/cyousa16/hiyo/chap2_5.html

 

家づくりをする場合、大切な子どもを育て上げる費用も考えた上で、改めて資金計画を立てる必要があります。

お子様がひとり、さらにこれから3000万円の家を購入する場合、概算でも最低6000万円は今後必要になる、ということになります。

 

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資金計画の流れをチェック!

では、実勢に資金計画を立ててみましょう。

この計画は、家づくりを始める最初の一歩としてとても重要なものです。どんな家を建てるか、どこに建てるか、どんな設備を設置するかは、どれだけ資金が準備できるかによって変わります。

無理な計画を立てて、将来的に生活が苦しくなったり、最終的にせっかく建てた家を手放すことになったりしないよう、堅実な計画を立てましょう。

 

 

 

① 自己資金を把握する

 

まずは、家族にどのくらいの資産があるのかを把握しましょう。

預貯金がいくらあるのか、株式や証券はいくらあるのか、保険料で手元に戻ってくるものはどのくらいあるのか、家を建てるときのための親からの資産援助はいくらあるのか、など改めて確認してみましょう。
手元の資金が把握できたら、生活予備費や子どもの学費、突然の出費に備えた予備費などはとりわけます。この時に残った金額が、頭金になります。

 

家づくりの計画を立てる場合、明らかになった自己資金を元に、購入できる家の価格や住宅ローンでどのくらい借りるのかを検討します。
頭金は、無理に捻出するのではなく、突然職を失うことやボーナスの削減なども念頭に置いて決めましょう。いつ、病気や怪我で動けなくなるかもわかりません。働かなくても、家族全員が半年から1年は生きていけるだけの費用は手元に残しておけるようにすると安心です。また、家を建てた後の各種税金も必要です。頭金とは別に、忘れずに準備しておきましょう。

 

頭金と相談しながら、住宅購入にかかる費用の目安、住宅ローンでどのくらい借りるのかの目安を考えることが大切です。

 

 

 

 

② 希望物件の費用を把握する

 

家は、ハウスメーカーや工務店が提示してある金額だけでは手に入れることはできません。土地代、建築費とは別に、電気やガス工事、水道工事などの設備や庭の設置などの費用がかかります。それ以外にも、家具家電の費用、引っ越し費用がかかります。そして忘れてはならないのが各種税金の費用で、登記時にかかる登録免許税、司法書士へ支払う登記手数料、印紙税、固定資産税、ローン保証料、火災保険料などもかかります。

これらすべての費用を計算に入れた上で、希望物件の価格を決めることができます。一般的に、予算に占める割合は家本体の価格が70~80%、電気やガス工事などの費用が15~20%、各種税金などの諸費用が5~10%、といわれています。厳密に守る必要はありませんが、できる限り近づけた価格で予算を立てることで、生活を圧迫することなく家づくりをすることができます。余裕を持って、資金計画を立てましょう。

 

 

 

 

③ 借入れ出来る金額を把握する

 

家づくりの頭金は、総費用の30%前後が理想といわれています。この価格で足りない分に関しては、住宅ローンを利用することになります。

住宅ローンを利用する場合は、上限は住宅取得価格の80%と言われています。そして返済額は、年収の約25%以下に抑えると良いでしょう。こうやって計算することで、いくらくらいの家を建てることができるのか、月々の返済がいくらになるのか、を把握することができます。

 

 

 

 

④ ライフプランを踏まえて検討する

 

ここまでで、家づくりにかけられる資金や借入れ出来る金額が把握できたら、改めて家族のライフプランを明確にしましょう。ライフプランは人生設計のことで、ライフプランをできる限り明確にしておくことは、資金計画を立てるためにはとても重要です。

人生の中でお金がどのように流れるのかがある程度把握できれば、家をいつ頃購入できるかを把握しておくことができます。

 

今の仕事がいつなくなるかはわかりませんし、終身雇用も崩れ、退職金ももらえるのかどうかもわからない時代です。自分たちの人生設計は自分たちでする、という姿勢が現代社会を生き抜くためには必要です。

 

最初に挙げたように、子どもひとりを育てるためには3000万円かかるといわれています。家づくりとは別に、これだけの費用がかかることを想定しておくことが大切です。子どもの教育費がかかる時期がある、親の介護や子育てで仕事を抑えなければならない時期がある、転職を検討している、今回手に入れた家のリフォームの時期が何やってくる、退職を検討し始める時期、などであればある程度想定することができます。

いざという時に慌てないよう、多くの出来事を想定してライフプランを立てましょう。

 

 

 

 

このように、家づくりをする場合は資金計画を建てることができます。

① 自己資金を把握する

② 希望物件の費用を把握する

③ 借入れ出来る金額を把握する

④ ライフプランを踏まえて検討する

こういった段階を踏む、ということがわかるだけでも、家づくりを始める大きな一歩でしょう。

 

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家族とともに育つ家を

家づくりに欠かせない資金計画ですが、この計画がしっかりとなされているだけで、安心して家づくりを進めていくことができます。

家が欲しい、家を建てたい、と思い立ったら、まずは自己資金の把握、欲しい家の金額の把握、どれだけ借入れができるかを把握、についてまずは取り掛かりましょう。その上で、家族皆のライフプランも照らし合わせながら資金計画を立てることで、より良い家づくりをすることができます。

 

これから始める家づくり、資金計画や建築可能な物件などのご相談は、お気軽にお問い合わせください。お客様に寄り添って、ご提案させていただきます。