【つくば】アレルギーに優しい自然素材の家という選択
アレルギーを持っているため自然素材の家に住みたい、化学物質を含まない体に優しい自然素材の家に住みたい。自然素材の家を選ぶ理由は人それぞれですよね。長い人生、避けられるリスクは避けた上で健康的な生活を続けたいものです。
そもそもアレルギーはどんなものがあるの?対策はどうするの?子どもたちと過ごす中で、どんなことに気をつければいい?家づくりを始める前に、アレルギーについての知識を深めておくことで、今後ご自身やご家族の症状として現れたとしても、落ち着いて対応することができます。
今回は、化学物質を含む家が持つ危険性と、アレルギー対策に効果的な方法をご紹介しましょう。
コラムのポイント
・自然素材の家は、人体への被害や健康への影響を及ぼす化学物質が含まれていないため、アレルギーの不安を抱える方にも選ばれやすい選択肢の一つです。
・化学物質が含まれる家に住み続けると、シックハウス症候群やアレルギーなど様々な症状が引き起こされる可能性があります。
・アレルギー対策の知識も持ち合わせた上で、体に優しい家づくりを進めていきましょう。
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自然素材の家は化学物質ゼロ!
自然素材の家の魅力は、何といっても化学物質が使われていないということです。
自然素材の家に使われる材料は、無垢材や珪藻土、漆喰など自然そのものからやってきたものばかりです。そのため、技術が進歩していく中で誕生した化学物質を含んでいません。化学物質が含まれることで、作業の効率化や安価での家づくりができるようになりましたが、その進歩によって体に影響をうける人も少なからずいるのです。
そもそも、化学物質って?
化学物質、と聞くと悪いもののように感じるかもしれません。しかし、私たちの身の回りにある製品や食品には、5万種を超える化学物質が含まれています。これらによって私たちの暮らしは快適に保つことができているのは事実です。しかし、場合によっては環境汚染や、人体への被害、健康への影響といった問題が生じることもあるのです。
自然素材の家は、体に悪影響を与える化学物質が含まれていない家、ということになります。
化学物質を含む家に潜む危険
化学物質が含まれる家は、体に様々な影響を与えます。どのようなものがあるのか見てみましょう。
シックハウス症候群
聞いたことがある、という方も多いシックハウス症候群。家づくりに使う建材などから発生する化学物質による室内空気汚染からくるものです。特にここ近年の住宅性能の向上は著しく、住宅の高気密化や高断熱化によって引き起こされています。指摘されている健康被害は、湿疹、目がチカチカする、のどの乾燥、鼻水、吐き気、頭痛など様々な種類が挙げられています。
ストーブから出る一酸化炭素、二酸化炭素、窒素酸化物、またタバコの煙などに含まれる有害な化学物質も、高気密化された家の中で充満してしまうと、悪影響になります。また、家の湿度が高く保たれることで、カビや細菌、ダニが繁殖しやすくなりこちらも人体に悪影響となります。
ホルムアルデヒド
シックハウス症候群を引き起こす化学物質としてよく挙げられるのが、ホルムアルデヒドです。これは刺激臭のある無色の気体です。医薬用外劇物に指定されているほどの有害な物質ですが、比較的安価で作られるので、壁紙の接着剤や塗料、防腐剤などに広く使われています。
ホルムアルデヒドを長年吸い続けると、皮膚炎だけでなく結膜炎なども引き起こします。引き起こすだけでなく、症状をくり返してしまうので体にとっては大きな負担となるのです。
アレルギー
私たちの体には、免疫がもともと備わっています。ウイルスや細菌などが体に入ってきたときに、これらをやっつけようと抗体がつくられる仕組みのことを言います。この免疫が、体に外を与えないものに対しても過剰に反応し、自分自身の体を守るのではなく傷つけることをアレルギーと言います。
アレルギーを引き起こす原因となる物質は、アレルゲンや抗原などと言われています。ダニやハウスダスト、食物だけでなく、近年では花粉など、多くのアレルゲンが身の回りにあります。
ハウスダスト
アレルギーを引き起こすハウスダスト。これは肉眼では見えにくい1mm以下のホコリを指しています。ダニの死がいやフン、ペットの毛、花粉、タバコの煙、カビ、衣類などの繊維クズなど多くの種類があります。これらは小さくて軽いため、空気中に舞い上がることで体内に入り、アレルギー症状を引き起こす原因となります。
土や砂ボコリ、花粉、煙や排気ガスといったように外から入り込んでくるものから、衣類やふとんの繊維クズといったような室内で発生するものまであります。
ハウスダストが人に与える影響は個人差が大きく、人によってまったく影響を受けなかったり敏感に反応してしまったりと様々です。
このように、化学物質を含む家に住むことで引き起こされる健康被害は多く、避けられるのであれば避けたい、というのが本音ではないでしょうか。
自然素材の家に住むことで、これらのリスクや不安は避けることができます。そして、その不安や対策に充てていた時間をゆとりある生活や家族との時間に使うことができるのです。
今すぐにできるアレルギー対策
現在、アレルギーに悩まされる生活を送っていても、アレルギーには無縁の生活を送っていても、日常を快適に健康的に過ごすためにできることはたくさんあります。日々実行できる、アレルギー対策の方法を見てみましょう。
しっかりと換気をする
窓を開けて、しっかりと換気を行いましょう。換気をすることで、ダニやカビ対策になるだけでなく、湿気対策にもなります。また、ペットやタバコなどの周期対策になります。
時間帯や天気によって窓を開けることが難しい場合でも、換気扇を回すだけでも十分効果はあります。花粉の多い時期で窓が開けられない、という場合は、除湿機や空気清浄機をうまく活用しましょう。
太陽光の力を借りる
カーペットや布団、マットなどは、太陽光に当てることで防カビ効果があります。常に乾燥した状態を保つようにしましょう。直射日光はダニやカビを死滅させるためにも大きな効果があるので、こまめなお手入れが大切です。
カビが発生しにくい環境を
お風呂場や結露の後などは、どうしてもカビが発生しやすくなってしまいます。湿気と適度な温度、さらに石鹸カスなどの栄養分があることで、カビはどんどん成長していきます。風の通りを良くして、水分を残さないようにするなど工夫をしましょう。
意外に、家具の裏や押入れの奥も湿気がたまりやすく、カビが発生しやすい場所です。隙間を開けるなどして、空気の通りを良くしましょう。
布製品を減らす
カーペットやソファなど、ダニの温床になりそうなものは極力省くことも大切です。ソファなどは、革製品を選ぶようにしましょう。
せっかく自然素材の家に住むのであれば、カーペットがなくとも木の温かみが広がる快適な空間になるはずです。
こまめに掃除をする
ダニやホコリ、カビなどはすべて、こまめに掃除をすることで発生を防ぐことができます。ダニは生きていても死骸でも人体に悪影響を及ぼすので、掃除機をこまめにかけましょう。また、洗えるものはこまめに洗うようにしましょう。
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これからの選択は『体に優しい家』
アレルギーを気にすることなく、快適な日常を送りたいのであれば、こまめな対策ももちろんですが、家そのものを整えてしまう方が簡単かもしれません。
化学物質を含まない自然素材の家で、体に優しい生活を送りましょう。
これからの家づくりは、こちらの自然素材の家の施工事例や暮らしの理想をもとに、一緒に進めていきませんか?
ご相談はいつでもお待ちしております。