洋風の家って何?和風との違い​や4つの特徴・事例を紹介​

「家を建てるなら洋風にしたい」

「和風よりもヨーロッパの家に憧れる」

このような人は、洋風の家を建ててみてはいかがでしょうか。しかし、建築に詳しくない人は、洋風住宅の特徴や和風との違いがわかりませんよね?

この記事では、洋風住宅の間取り、予算、工期がチェックできます。あくまでも目安になりますが、業者に依頼する前に基本を学びましょう。

「洋風の家」の特徴をチェック

「洋風の家ってどのような特徴があるのだろうか」

「デザインのイメージを考えたい」

洋風の家にしたい人なら、疑問に感じるところですよね。しかし、リフォームの初心者であれば、洋風の家をイメージしづらいでしょう

ここからは、洋風の家に多い「ヨーロッパ風」「モダン」「シャンデリア付き」「和風&洋風」など4つの事例を紹介します。

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ヨーロッパ風の家

洋風の家とは、ヨーロッパ風の建物です。地域によって異なりますが、ヨーロッパ風の家は、ドア、カーテン、巾木(はばき/木製の仕切り)が大きく作られています。

レンガで作られた家も、ヨーロッパ風の家になるでしょう。

モダンな家

洋風の家とは、モダンな雰囲気を感じられるでしょう。モダンを辞書で引いたら「現代的」と書かれています。

そのため、ナチュラルでシンプルな建物がモダンな家です。実際の施工事例でも、ホワイトやネイビーの外壁で作られています。

シャンデリアのある家

洋風の家で、シャンデリア付きです。日本は、蛍光灯を付けるのが一般的ですが、洋風の家ではリビングに大きなシャンデリアが定番。

積水ハウスの施工事例でも、シャンデリア付きの家が紹介されています。シャンデリアの温かい光が、ヨーロッパらしさを演出したい人におすすめ。

和風と洋風をミックスさせた家

洋風の家では、和風を取り入れた建物です。和モダンで、日本らしい和風と洋風のインテリアをミックスしています。

施工事例では、洋風のソファーとテーブルと和風の格子(こうし)がバランスよく配置。

「洋風をメインで、和風のテイストも取り入れた人」におすすめです。

和風と違う「3つのポイント」

「洋風と和風の家って何が違う」

「和室のあるなしじゃないのか」

洋風と和風の家の違いは単純に、畳の有無だけではありません。和風の家では、畳敷きの物件が多いですが、ほかにも利用されている素材、デザイン、建て方が違います。

ここでは、洋風と和風の家の違いを紹介しましょう。

家に利用する素材の違い

洋風と和風の家は、使われている素材が違います。和風の家では、畳が敷かれた土壁や瓦を使用。洋風の家では、大壁のため断熱材を入れやすいです。

家のデザインが違う

洋風と和風の家では、家の作り方が違います。和風の家では、部屋の間取りや設計図を決めるため、おしゃれなデザインができません。(※物件による)

洋風の家では、デザイン→間取りという流れで住宅が作られます。(ウィングホームブログより)

デザインを重視するなら、洋風の家がおすすめです。ヨーロッパと同じ家をつくる業者が、日本では少ないです。

建て方が違う

洋風と和風の家では、建て方が違います。和風の家は、柱や梁(はり)で作られた在来工法になります。

洋風の家では、床、天井、壁を面で支えるツーバイフォー工法(2×4の木材の使用)です。地震や騒音に強く、三井ホームなど日本のメーカーでも使われています。

日本のツーバイフォー工法は、海外と違います。(ウィングホームブログより)本場のツーバイフォー工法は、日本では珍しいでしょう。

洋風住宅における「5つの施工事例」

「完成した洋風の家を知りたい」

「洋風の家を建てる前に完成例を見たい」

洋風の家を考えている人なら、一度は考えたことはありませんか?ここでは、日本で建てられた4つの洋風住宅の施工事例を紹介します。

住宅メーカーや業者へ依頼する前に、洋風住宅のイメージが湧くでしょう。

白い床で統一した洋モダンの家

洋風の家では、白で統一された床が使われていました。​家の内装は、壁紙を黒と白にして、広々としたリビング、シャンデリア、人工の大理石で作られたキッチンが紹介されています。

子ども部屋も白で統一されているため、清潔感を感じられる家です。費用や間取りなどは、以下のとおり。

【白い床で統一された洋モダンの家・詳細】

値段 約25,000,000円
住宅のタイプ 木造
間取り 5LDK
面積 約46坪(152㎡)
工事の期間 約3~4ヶ月

かわいいホテルを目指した洋風の家

洋風の家には、かわいらしいホテル風の物件もあります。家の外観は、テーマパークが好きな奥さんが、リゾートホテルのような外観。

旦那さんはシンプルな家を望んでいました。外装は、イタリアのような橙色を使ったデザイン。内装は、白い壁ですっきりとした印象です。

異なる2人のオーダーを叶えた、すばらしい洋風の家に仕上がりました。間取りや工期は、以下のとおり。

【かわいいホテルを目指した洋風の家・詳細】

住宅のタイプ 木造
延べ床面積 約54坪(179㎡)
総面積 約60坪(196㎡)
工期 約3~4ヶ月

北ヨーロッパをイメージした洋風の家

洋風の家には、北ヨーロッパをイメージした住居もあります。北ヨーロッパといえば、スウェーデン、ノルウェー、デンマークなど寒い国が多いです。

洋風の家でも、北ヨーロッパらしい薄い緑の屋根が使われています。内装では、保育園で使われているヨーロッパアカマツ(レッドパイン)を採用。子どもやお年寄りにもやさしい素材で、健康的なライフスタイルを送れます。

間取りや工法などは、以下のとおり。

【北ヨーロッパをイメージした洋風の家・詳細】

住宅のタイプ 木造
延べ床面積 約36坪(120㎡)
間取り 4LDK
総面積 約140坪(㎡)

ヨーロッパにこだわる料理人が住む家

ヨーロッパで料理人をしていた依頼主の洋風の家も魅力的です。コックをしていたため、ヨーロッパ風のキッチンがついた家を希望。

やさしさを感じられる橙色の壁と白いサッシで、フランスにあるような住宅を実現しました。テラスには、バーベキューができます。

世界で1つだけのオーダーメイドキッチンも、リビングの真ん中に配置。また、キッチンの素材は、子どもにもやさしい無垢材が使われています。

依頼主の希望が詰まった「たった1つの家」です。

ヨーロッパにこだわる料理人が住む家・詳細】

値段 約25,000,000円
住宅のタイプ 木造
間取り 5LDK
面積 約46坪(152㎡)
工事の期間 約3~4ヶ月

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住めるカフェ&ギャラリー

洋風の家には、住めるカフェ&ギャラリーもあります。無垢で作られた家は、住むためにも使われるお店です。依頼主が好きな北ヨーロッパの田舎を感じる白い外壁。木目調のテーブルからは、やさしさを感じられます。

寝室では、薄い緑色の壁を利用。リラックスできる空間を作り出しました。

【住めるカフェ&ギャラリー・詳細】

住宅のタイプ 木造
工法 ツーバイシックス工法          (厚さ2インチ×幅6インチ)
延べ床面積 約36坪(120㎡)
総面積 約42坪(140㎡)
間取り 3LDK

まとめ

洋風の家は、ツーバイフォー(2×4)とツーバイシックスで作られています。また、デザインから作り始めるため、日本の住宅よりもおしゃれな家が多いです。

見た目だけではなく、耐震性があるため地震の多い日本とも相性が良いでしょう。和風の家にしたい人は、和室と洋室をミックスさせた和モダンのデザインがおすすめです。

メーカによりますが、金額も20,000,000円後半のため日本の新築住宅と変わりません。